薄紫色の新台本。
ボロになるまでどこまで読み込めるかが勝負。
公演一ヶ月前の小鶴です。
あ、突然ですが舞台の失敗談を一つと聞かれたのでブログにも書きます。
自分がお客さんとして見に行った時の失敗談。
ある目上の方の芝居を見に行った時の出来事。
友達と三人で見に行ったのですが、遅刻してしまい、係員の指示のもと劇場に入った時の事です。
遅れて行った私達が偉そうな事も言えませんが、係員の方が、右も左も上下もわからない程の暗転中になんの灯りも照らしてくれず、
『このまま真っ直ぐ行くと席があります。段差があるのでお気をつけ下さい。』
と言って会場の扉を閉めたんですよ。
もう何も見えずパニック状態。
手探りでやっとの事、段差を見つけ、慎重に登って、席を見つけようと小鶴は必死になりました。
すると突然の明転。
ん?
んんん?
はっ、としました。
私、舞台上にいたんです。
いやぁ、血の気が引きましたよ。
舞台上であんなに緊張したのは後にも先にもあの時だけですね。
動揺し過ぎて転げ落ちましたから。
その後も通路を通って席に行けば良かったのですが、頭がショートしてしまって、何故か、後ろの席まで席をまたぎながら進んで行ってしまい、いいとこ無しでした。
開演には遅れてはいけませんね。
大丈夫!!
遅れたとしても、『からす』の公演では優しいお姉さんが案内してくれますから!